myストーリー・生き方ごとを商売に活かすセラピスト物語③

*こちらの記事は
2016〜2017年に通った
商売講座の課題で書いた
プロフィールストーリーです。

初めて感じる充実感

一人で海外に行くには困らない程度の
英語力もあったので
何も考えずにタイの学校に入ったのですが
現地ではタイ語がメイン。


言葉の通じなさに苦労しながらも
一人で異国で学ぶ挑戦や
旅行では得られない人との触れ合いの中で
気持ち良い、心地よい、
うれしい、楽しいには
言語は必要ないということを肌で学びました。

タイマッサージには仏教精神が根底にあり
慈悲の気落ちの実践行為だと知り
仏教精神と仏教文化の勉強も始めました。

インド医学がベースのため、
アーユルヴェーダも学ぶことになります。


滞在中や授業中は言葉が通じ合わなくても
国や人種が違っても同じ感覚。
もう何年も自分の中に少なくなっていた
喜びや充実感が
タイマッサージを通じて取り戻ってきて
誰かにやって喜ばれたい!
その思いはさらに大きくなり帰国。


覚えてきたことを
身近な人にやって喜ばれる体験をし
あんなに何もできないと思っていた自分に
できることがあり
喜ばれるうれしさを経験し
もっと喜ばれるためにもっと技術力を上げたい。


そんなことをネット上に綴るうちに
タイで出会ったご縁から、
まだ日本に一店しかなかった
六本木のタイマッサージサロンの存在を知り
そこで併設されているスクールでは
日本の現場で日本人に
対応した技術を学べるとのことで
日本の現場を知り、学ぶことにしました。



また、インターネットの世界でのご縁から
リアルで会うという流れの中で
今度は日本の現場を日本語で学ぶのでした。



この頃から私にとって
ネット上で自分の考えや欲しい情報を書き込んで
つながった人からのご縁の中で起こした行動が
自分自身の出会いを変え
行動を変え、住む世界
付き合う世界が変わり
仕事まで得られるきっかけになる
という世界が当たり前になってきていました。


タイでタイ語でしか学んでいない私にとっては
日本人に向けた技術やサービスと
タイでタイ人が喜ぶサービスと技術が違うと感じ
骨格の違い(柔軟の違い)などで行き詰まっていたため
日本の現場を体験したかったのです。

そうすることで
経験を積み身近な人の身体の悩みにも
もっと応えられると思ったから
この時点ではまだ
身近な人に喜ばれるために
身につけたい技術、という認識でした。

身近な人にもっと喜ばれるために
「日本の現場」を知りたかったのと
たくさんの症例を見たかったので
そのためにはお店で働かせてもらえることが
1番の近道。

すべては
身近な人に喜ばれることをやりたい
その想いだけでした。



それをきっかけに
アルバイトとしてタイマッサージセラピストとして
お金をいただけるという仕事が
始まっていくのですが。

この「セラピスト」という仕事は
単なる組織の1つのコマではなく
一人、一人に向き合う充実感
一般企業では味わえないやりがい

自分自身にできることがあるという
充実感だけでなく
お客様との出会い
セミナーなどで、さまざまなセラピスト同士の出会い
またそれをネット上に発信することで
さらに広がるご縁。

夫の世界観でしか
生きていなかった時期が嘘のように
毎日がとても楽しくなってきました。


また、インターネット上に
自分自身の体験を書いていきながら
交友関係が広がること
いろんな世界があることを知ること
いろんな考えの人がいることなど
視野が広がっていく楽しみもありました。

得られているお金はまだ少なかったものの
生きている充実感がわいてきたのです。


ただこの頃から
広がる交友関係が
ネットからリアル、という流れになり

まだまだそんな世界に不信を感じていた夫に
その世界観を伝えることができず
理解が得られないことが増えてきました。



怪しくないのにな
自分の考えや体験をネット上にシェアすることで
出会えるご縁があり、それによって学びも広がり
考え方も広がる。

そんな世界は決して怪しくないのにな・・・

ブログサービスの出てきた2003年、2004年頃の話です。

インターネット上に自分を表現することで広がる世界は
私にとってはとても楽しく、成長できるきっかけでした。

夫の理解なんか
待っていられない!
とにかく楽しくて充実して
今までに感じられなかった世界や
今までに付き合うことのなかった人との
成長し合いが楽しくて。

心配する夫の気持ちなんか
まったく気にかけてはいませんでした。


この頃から
外側が充実したように感じれば
感じるほど、近くにいる夫との
すれ違い感が強くなっていったのです。


生き方ごとを商売に活かすセラピスト物語④に続く

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