myストーリー・生き方ごとを商売に活かすセラピスト物語⑫

*こちらの記事は、2016〜2017年に通った、商売講座の課題で書いた
プロフィールストーリーです。

夢が叶った!自分のサロンを開業!

タイマッサージの仕事は
もともと身近な人に
役立てたかったスタートであったのに
まだそれを
実現できていなかったことを思い出し
両親の提案もあり
実家の一角を使って
自宅サロンを開業することを決めました。

まさか実家で
まさか祖母の介護をしながらの
開業になるなんて
全く思ってもいませんでしたが

お店勤めのセラピストとしての
最高のスキルアップ。
そして自分だけの
スペースを持つことが夢だったので
どんな形でも
夢が叶ったことはとてもうれしくて。

また、身近な人のために
やってあげたいという思いで習った
タイマッサージが、
実家という場所で
地域の人、身近な人にできるということは
私にとっての原点の思いが
叶ったことだったのです。


顧客もゼロ
経営の知識もゼロ
(これがあとあとの悩みになるのですが・・)

ただ、サロン勤務の経験と
店舗運営の知識があるだけ
これまでの人脈を総動員して
助けてもらいながら
手探りで個人サロンを始めました。

========

もっともっと何かをするならば

何もしない時間をしよう
========

こんなコンセプトで

もっと早く

もっとたくさん

もっと効率良く

もっともっと!と物質的な豊かさばかりを追いかけて

不自然になっている状態をバランスして

心のゆとりや

精神的な豊かさを

感じられる心身を取り戻せる時間を

作りたい!という想いの中


自宅の小さな一室でホームサロンという形で

起業したのです。

これまで働いていた環境とは真逆で
飾られた素敵な内装でもなく

インターネットも取り入れていた環境から一転
当時の地域柄、
まだインターネット検索という習慣はほぼなく
クチコミが主流。
(とはいえ振り返れば、
紹介という一番ハードルの高い繋がりが主流という・・・)


ネットではなく
「アナログ」を駆使して
お客様と出会い
お客様に伝えたいことを
伝えていくという
新たなハードルがありましたが
商売においての基本を目の当たりにすることばかり。


介護に関しては
「主の介護者』となり、
自分がメインでの介護という
生活が始まり。
サロン経営も介護も、
何もかもすべて初体験という
勢いだけの無謀なスタートではありましたが
私だからできること

私の役割でできることが仕事となってくるスタート時でもありました。

すべては自分が決める怖さもありましたが
すべては自分で舵を取る
誰にも振り回されなくていい、
それだけでとても気持ちが楽でした。

(のちに、自分の不満を解消したいだけの

起業だったこともわかってくるのですが・・)



自宅サロンは
両親の紹介のおかげもあって
3ヶ月もすると
予約の取れないサロンへとなっていきました。


しかし・・
のちに気づくべきだった。
この、夢が叶ったということから先の
自分が叶えたい物語は
まったく描けていなかったため
実はこの先、
どこへ向かって
何をしたらいいかわからなくなるのです。

ここまでずっと
思い描いていたことが
叶ったことのうれしさで
「この先」を考えていなかったことに
気がつくのは
数年後のことでした。

生き方ごとを商売にするセラピスト物語13へ続く

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