myストーリー・生き方ごとを商売に活かすセラピスト物語⑨

*こちらの記事は
2016〜2017年に通った
商売講座の課題で書いた
プロフィールストーリーです。

東京での暮らしは外側から刺激されていたことばかり・・・

だんだんと「個」
「一人一人の人間の持つ魅力」に関心が向いていきました

それが活かされない理由は
心身の健康バランスであったり
自信のなさだったり。
自分の思いや気持ちを表現できる
場の少なさだったり。


周りの人を見ているうちに、
今まで出会ったタイプの人と
違う人と関わっているうちに
それと同時に
自分がいつも幸せ探しや
自分探しをしていたことに気がつきました。


軽井沢での暮らしは、
それまでの東京の暮らしと違って
何もない不便な生活。

車がなければ買い物に行けない、
とはいえ車も持っていない
不便だ不自由だの前に
単に標高900〜1000mの山の暮らし。


仕事場までも歩くしかない、
それも真っ暗な森の道。

欲しい洋服だってすぐに買えない
もちろんこれまで持っていた
服も靴もあまり役に立たない。
何せ「山用」「防寒用」が必須!

帰りにウインドウショッピングなんて皆無!

あるのはただただ自然と、野生の動植物。
当たり前のようにつながっていた
インターネットも電波が悪い、Wi-Fiすらない
(20067〜8年頃の環境です)

東京では考えられない
スロウーライフでしたが
そこへ身を置くうちに
外側から刺激されて物が欲しくなっていただけだったり
稼いだお金を使って消費する喜び
消費して何かを得ての一時的な快楽を
求めていただけの自分に
気がついてきました。


誰かと比較して
優位にいたいだけのための
物欲だったような
「外側からの刺激」に
振り回されていただけの自分に気がつきました。

本当に大切なものは自然が教えてくれ
今までの自分が不自然であったことに気がつき

鳥の声で目覚め
寒さで目覚め
日差しを感じ
移り変わる自然の美しさは
誰とも競っていないこと
ネオンの明かりもない代わりに
見たこともないような星空で。

どこの空にも
この星空があったんだ・・・


見ていなかっただけだし
感じられていなかっただけなんだ





軽井沢は
夜11時以降の
商業施設の営業は禁止されています。
人間の勝手な不自然な明かりで、

動植物の生態系に影響を与えないようにです。

よくわからない「幸せ」を追い求めて
肩書きを手に入れても
収入を手に入れても
埋まらなかったけれど
自分のいるところにいつも幸せ感ってあったんだな・・・
感じていなかっただけだったということ。

幸せ、それを運んできてくれたのは
人とのつながりだったこと。

幸せは一人で感じられるが限界がくる
人とのつながりの中にあるのは
もう一段上の概念の
豊かさで、枯渇しないもの。

今までのすべてが感謝に変わってきて、
気持ちの中でもとても大きな変化となりました。

(その後に、しあわせを感じる心はどんどん育ち、
幸せを感じる心にも段階があることを知ります
それはまた別記事で書きたいと思います)

それまでの東京の便利な暮らし、
そこで得られる利便性よりも
造られた美しさよりも
ただあるだけの自然の美しさ
人間と自然は一つである
東洋医学の考え方も腑に落ち。
外側の世界で評価されたり
競うことではない。

そんな本質的な幸せに
目が向くようになった頃に
それらを伝えられるには
一人一人に深く関わることの必要性を感じ
独立開業をさらに色こく
イメージするようになった頃でした。

生き方そのものを商売に活かすセラピスト物語⑩に続く


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です