myストーリー・生き方ごとを商売に活かすセラピスト物語⑥

*こちらの記事は
2016〜2017年に通った
商売講座の課題で書いた
プロフィールストーリーです。

充実とは裏腹に
どんどん時間がなくなっていく・・・

タイの暮らしになれてきた頃
タイにタイマッサージを習いに来る日本人から
日本ではこんなゆったりした時間が
取れないことや
穏やかでいられること
自分らしくいられるようなことが少ないという
つぶやき、ぼやき。

アジアならではの不自由さや
不衛生さにも耐えられるのに
それが笑いにもなるのに
日本でその環境なら無理だよね
クレーム言っちゃうよねなど
日本とタイの違いとか。


もっと便利に、もっと快適に
もっと早く、もっとクオリティ高く!
もっともっと!
の日本の暮らしに
ストレスを感じている話題が
多く出ていました。

本当にこれでいいのかな?
どこかでわかっていた
不自然さをすでに感じ取っている人が
とても多かったように思います。


私もその一人でした。


実際に自分も
タイでの暮らしの中で取り戻していった
穏やかさや
自分らしさが感じられる日々。

不自由の中の
不便さの中の
充実感や
自分で考えて暮らすことの自由さ。

あべこべなのに快適という
不思議な感覚を味わっていました。


結婚していても、
やろうと思えば、学ぼうと思えば
自分らしさを表現して
自分が変わっていくことで
こんなにも挑戦のチャンスに恵まれ
自己成長のチャンスに恵まれ

今までは愚痴を言う側にいた自分が
いつの間にか
「そんな制限は自分で変えられるよ!」
と言う側にもなっていました。

このままタイで暮らしたいと
思った時期もあったのですが
日本人だからこそ
日本の文化の中でタイマッサージを活かして
ストレス社会に対応できることがある!

もっともっと!の不自然さから
自然な状態を
取り戻す、思い出すことができるし
そんなお手伝いをしたい!!

やりたいことも
タイの暮らしの中で
どんどん明確になっていきました。

またスクールのHPを見た人が
私の現地からのブログを読んで
質問をくださったり。
帰国を待っているという声も多くなり
会社から日本での勤務の日にちを指示されました。

日本での日常に戻り
勤務の始まったスクール業務では
タイで感じた穏やかさ心地よさや、安心感を
授業の中に取り入れ
楽しさとリラックスがもたらす
触れ合いの魅力を最大限に活かし

日本の現場であれば求められる
クオリティに対応できるように
生理解剖学の授業を取り入れ
サービスに関する
現場体験の授業も取り入れ

心理学や
タイマッサージが生まれた背景の仏教文化
インド哲学、アーユルヴェーダ
タイ文化までを授業に取り入れ
専門の先生などにもお声がけして
授業に入っていただくこともありました。

自信を持ってお客様に入れるようになるため
できるだけ今の悩みを
スクールの中で解消できるように
日々声がけをし
他の講師たちとも
コミュニケーションを取りながら
すでにお店に出ている
先輩セラピストさんたちとも
交流できるような環境を作り。

職務キャリアも様々
人生体験もいろいろな年齢の方が入ってくるので
その人たちが築き上げた
人生体験も尊重し
コミュニケーションを取る難しさにも当たりながら

一人一人の個性を生かした
セラピスト育成を現場に取り入れ
それが評判となり
スクール入校者はどんどん増え
売り上げも2〜3倍に伸びていきました。

どんどんお客様の求めるクオリティも上がる
日本の現場で
どうやったらもっと
満足がいくお店を作り
技術力の向上も力を入れていけるかな

自分でも日々
各種リラクゼーション店のサービスを受けにいったり
飲食やホテル、
ワンランク上のサービス提供の場に
足を運び徹底的に体験もしました。

あえてその逆のお店にも対価も払ってみました。

気がつけばお店は東京近郊や
名古屋にまで10店舗近く
スタッフは100名を超える大所帯組織の
幹部スタッフとして
昼も夜もないほどになり。

もちろん夫との時間など
到底取れるものではありませんでした。

*写真はわたしが働いていたスクール
ロイクロのチェンマイ本校のサイトよりお借りしました

生き方ごと商売に活かすセラピスト物語⑦に続く

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