myストーリー・生き方ごとを商売に活かすセラピスト物語⑭

*こちらの記事は
2016〜2017年に通った
商売講座の課題で書いた
プロフィールストーリーです。

私がやりたかったことは本当はなんだったの?

誰かのためにやっていたことが
自分が喜べなくなり
誰でも気軽に来れるようにと設定した
リーズナブルな料金では
数をこなさないと一定収入が得られなくなり。

体力だけが頼り
時間を使うことでしか
収入も増やせない頭打ち。

せっかくお客様がついても
どうしていいかわからずに
ただただ揉んで聞いて帰すだけ。

自分の力不足を感じ
スキル不足なのか知識不足なのか
何を身につけたらいいのか
セミナージプシーになり
自宅と仕事場が一緒の環境から逃れたく
わざわざホテルに泊まりに行ったり・・・
お金は稼げても
手元に残らないという日々にもなっていきました。


なんで?こんなに頑張っているのに!
そんな状態では
お客様の話も余裕持って聞けなくなりました。
そしてまた、
お客様に十分な対応ができない自分を責めてしまう。


疲弊しきったとき

休みが欲しかった、休みたかった
本当は断りたかった
本当は自分の予定を優先させたかった

リーズナブルじゃないと
田舎ではやっていけないよ
親や周りが言った言葉に
息苦しくなっていたことに
気がついて。

小さなことからもう一度、
自分の気持ちを認め
自分のしてきた体験や学びは
これだけの料金ではなく
もっと価値をつけていいと思えたこと

それ以前に、お客様の喜びが
価格以上になっていたこと
現に紹介もすごく増えていたし。

値上げして嫌われたらどうしよう
お客さん減ったらどうしよう

金、金してるって思われないかな
自分のことしか考えていないことには
気がつけなかったけれど
満たされなかった自分の気持ちに
心の声を聞くようにしました。

軽井沢でやった時のように
静かな時間を取ったり
自然の中に身を置いたり


お客さんは
私の生活費を面倒見てくれる役目じゃないよね
お金を払ってくれるだけという
設定の人ではないよね
一緒に人生ごと豊かにしていきたい、
そんな相手に思えていました。

自分が嫌われたらどうしよう
値上げして来なくなったらどうしよう

それ、自分のことしか
考えてないんじゃないかな??

お客様のお財布にとってやさしい
価格設定が価格設定じゃないよね

世界中がみーんな
私の行為に反対意見したとしても
私だけは私の味方でいたい

そんなことまで思って、
思い切って価格改定をしました。
自分の望みをまずは叶えよう。

価格改定を決めた心の動きや葛藤、
自分を責めたこと
情けないと思ってたこと
そのまんまお客様に伝えました。
そのまんまブログに書きました。

おまけに離婚したことすら
言えずにいたことも
せっかくついたお客さんが
ゼロになってもいい!
来月、無収入になってもいい!


私の心に嘘ついたまま
お客様の心に向き合えない
私の心に嘘ついたまま
この先進めない


単なる価格改定と思うかもしれませんが
私にとってはとっても大きな決断で
その背景を言葉にして伝えるということは
本当に崩れてしまいそうなくらい怖いことでした。


そのとき、受けていたコンサルがあります。
セラピスト向けのコンサルでした。
そのコンサルの方が
セラピストの背景をよーく理解してくれた上で
いろんな話を聞いてくれました。

価格改定ができたのも
自分だけは自分の味方でいたいと思えたのも
一人ではなかった、
聞いてくれて応援してくれた人がいたから進めたことでした。


この後に
応援していた人は
最も身近にいたんだということに
気がつきます。
(親や元夫でした)

生き方ごとを商売に活かすセラピスト物語15に続く


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